第28回高校生英語暗誦大会 最終選考会 開かれる

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1月24日(日)、神戸日米協会の「第28回高校生英語暗誦大会 最終選考会」がオンラインで開催されました。予備選考会を通過した11名の高校1年生が出場し、熱心な発表が行われました。本年度最終選考会の暗誦課題は、トヨタ自動車株式会社 代表取締役社社長 豊田章男氏による「さあ、自分だけのドーナツを見つけよう」(抜粋)です。創立100周年を迎える母校、バブソン大学の卒業式にてお話しされた、これから未来へ羽ばたく学生たちにエールを送るスピーチです。

 

 
 
 
 
 
 
 
 

まず、駐大阪・神戸米国総領事館 リチャード・メイ・ジュニア総領事が開会の挨拶を述べたあと、いよいよ出場者の暗誦が始まりました。
審査員は、リチャード・メイ総領事、兵庫県国際交流員のYuan Leiさん、神戸市職員のJoy Sungさん、神戸青年会議所理事長の野々村充教さん、神戸日米協会会員の安井愛歌さんの5名でした。
11名の出場者はいずれも素晴らしい発表を行いました。今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から初のオンライン開催となりましたが、スクリーンを通して熱い気持ちが伝わる暗誦でした。

表彰式の前には、全員参加によるメイ総領事への質問会が催されました。ほぼ全生徒より英語で質問があり、出場者たちは発表の緊張から解き放たれて、リラックスした時間となりました。

イベントの後は、いよいよ入賞者の発表です。厳正な審査・選考により、受賞者はそれぞれ、
 第1位(会長賞)西宮市立西宮高等学校の當麻瞳さん
 第2位(米国総領事賞)雲雀丘学園高等学校の東咲希さん
 第3位(特別賞)神戸市立葺合高等学校の濱田彩華さん
に決まり、それぞれ表彰状が、優勝者にはカップも授与されました。

最後に、相談役のキラン S. セティ氏(株式会社ジュピターインターナショナルコーポレーション代表取締役社長)が閉会の挨拶で出場者全員の健闘を讃えるとともに、全員で集合写真を撮影し大会を締めくくりました。

 
■駐大阪・神戸米国総領事館 リチャード・メイ・ジュニア総領事 開会ごあいさつ(要旨)
まずは本日ご参加される皆さん… Good Luck!
結果はどうであれ、全力で尽くすことで、この経験は非常に価値あるものになります。大会が終わった時には、きっと皆さんの将来に役立つ経験を手に入れられるでしょう。皆さんの未来を築くため、是非この機会を最大限に活用して下さい。そして願わくば、将来のキャリアで、英語を使って国際関係に取り組んでほしいし、私個人としては、日米関係に関わり、日米の架け橋になってほしいと思っています。
健闘をお祈りしております、そしていつか是非、直接お会いしましょう。
がんばってください。

■神戸日米協会 キラン S. セティ相談役 閉会あいさつ(要旨)
皆さん、本日は大変お疲れ様でした。I hope you had a wonderful afternoon!
まずは大会に出場された生徒の皆様、そしてサポート頂いた先生方、ご家族の皆様も本当にお疲れ様でした。
この暗誦大会においては、最終選考会に出場することを目標にがんばってこられたと思いますが、予備選考の時から本日の発表に至るまでの皆さんの努力のプロセスも非常に重要だと感じております。神戸日米協会は100年以上前に作られた団体で、裾野から日本とアメリカ両国お互いの理解や、人と人との繋がりを深めるために活動しています。
本大会もその活動の一環であり、今回28回目を迎えました。年々出場者のレベルが高まっていると感じます。
本日発表された皆さんだけでなく、予選から参加した人全員に「お疲れ様」、そして「おめでとうございます」を改めて申し上げたい思います。
今回の暗誦大会がひとつのきっかけとなって、これからも皆さんがますますご活躍されますよう祈っております。そして日本とアメリカとの相互理解にも是非、ご尽力いただけると嬉しく思います。
本日はどうもありがとうございました!

<出場者、ご父兄、並びに学校関係者の方へ>
皆様のお写真は リンク⇒写真 からご確認ください。
*最終選考会にてお知らせしましたパスワードをご入力ください
*ご出席者でパスワードが分からない方は神戸日米協会事務局へお知らせください。